神経質な細かい男は嫌われる
優柔不断で、何も自分の意思やこだわりがなさ過ぎる男は頼りないですが、
何でも細かくこだわり過ぎる、完璧主義な神経質男は、女性にとって嫌がられます。
こういう男性が結婚すると、女性に長期的にストレスを与えることになり、じわじわと不満が溜まって離婚を突きつけられるという事も多いようですので、男女ともに気をつけましょう。
よく、細かい事を気にしてばかりいると「女みたいに細かいことグチグチ言うなよ!女々しいぞ!」なんて言われますが、実際は細かい事にこだわる神経質な性格は、男性の方が多いのです。
細かい男性の特徴
物をしまう場所がきっちり決まっており、画一的に整理したがる。違う場所にしまったりすると気持ち悪い。
時間に遅れて予定が狂ったり、連絡をしても返信が遅かったりと、予定がスムーズに運ばないと怒り出す。
旅行などでもきっちり予定を立て、その通りに動こうとするため、臨機応変に行動できない。
束縛して相手の行動を把握したがり、細かい報告などのルールを決めて、従わないと怒り出す。
言葉のあげ足を取るのが好き。「さっきこう言ったよね?それは矛盾しているよ。」などと論理的に責めてくる。
少し潔癖気味で、掃除に細かく、ホコリが落ちているとすぐに気にして、コロコロを掛けたりする。
シャツがきちんとアイロン掛かっていなかったり、ハンカチの折り目がずれていたりすると嫌がる。
ご飯の味付けにうるさく、少しでも好みの味より薄かったり、濃かったりすると文句を言う。
男性と女性の脳は違う
男性と女性は脳の仕組みが違うため、能力も役割も違う事が脳科学で分かっています。
男性は空間把握能力が高く、建築物の設計図を見たり、地図を読むのが得意だったりします。
そして、視覚的な能力が高いとも言われています。理論的で理系タイプが多いのも男性です。
つまり物が数ミリずれてたり、歪んでいたりすることに気付きやすいのです。
小さいころから男の子はプラモデルを作ったりするのが好きな子が多いです。
時計などの機械を分解するのが好きなのも男の子です。
つまり細かくて、几帳面で、神経質で、完璧主義で、職人気質な性格は、男性に多いのです。
逆に女性は感情的に物を捉えると言われています。
感覚的で、感情的で、コミュニケーション能力が高く、言語能力が高いのは女性です。
女性も細かい部分があるのですが、それは人間関係においてです。
「そういう事をすると〇〇さんにこう思われるから、もっと気を使って!」とか、「そんな言い方したら、こういう風に嫌味と捉えられたらどうするの!」とか、コミュニケーションに関する事や、会話の内容を細かく気にします。
職人仕事をして分かった男性と女性の違い
私は以前、職人系の仕事をしていました。
オーダーを取ってお客様の商品を作成するのですが、出来上がった商品に対し、可愛かったり素敵だったりで評価をして下さる方が多いのですが、ハンドメイドのため、わずか0.5ミリずれることもあります。
女性はそれもハンドメイドの味だと判断してくれたり、そもそもそんなズレを気にしない、気づかない方がほとんどなのですが、まれにほんの少しのズレが気になるから直して欲しいというお客様がいます。
そういう神経質で完璧主義のお客様は100%男性でした。
女性は「素敵か素敵でないか」、男性は「正確か正確でないか」という判断基準が、どこかにあるのだと思います。
こだわりがプラスになる事もある
旅行などできちんと計画を立ててくれるのは頼りになります。
お金の管理なども、細かく将来のことまで考えて運用してくれたりするので、夫婦だったら男性が管理した方がいい場合があります。
掃除や洗濯、場合によっては料理など、自分のこだわりの範囲は自分でしてくれるので楽です。
日曜大工や修繕・修理が得意なので、ドアが壊れた、トイレの水が流れっぱなしになった、本棚を買ったが自分で作らないといけない、床に傷がついてしまった、テレビとDVDプレイヤーの配線が分からない、インターネットのWifi設定がわからないなどなど、そういう時に頼りになります。
この様に欠点の裏返しは長所でもあります。
あとはその人のバランスです。
人にまで何かを押し付けたり、共有したり、強要するようなこだわりを持つと、嫌われてしまうのです。
ある大学の実験では、女性が嫌いなタイプの男性の1位は「神経質で細かい男」だったそうです。
相手に嫌われないようにプラスになるこだわりを持ち、相手に対して細かいことを言わないような男になれれば、女性に嫌われるどころかモテる男になれるかもしれません。