男性がお見合いに成功するために
男性がお見合いを成功させるコツは、女性にリラックスさせて、しゃべりやすい状況を作る事です。
ここでも触れましたが→女性は話を聞いてもらいたい生き物、女性はおしゃべりが好きです。
しかしいくら好きでも、お見合いで初対面の男性にべちゃくちゃと話し始める人は少ないです。
男性よりも女性の方が警戒心が強いため、心を通わせるまでは女性は壁を作ってしまい、なかなか自分の身の上話をしてくれません。
ですから、どうやって女性の警戒心を解き、気軽に話せるような関係が短時間で築けるのかが勝負になります。
初対面の清潔感
まず初対面の印象というのは非常に大切です。
何度もデートを重ねた相手なら、万が一鼻毛が出ていても許せるでしょう。
付き合って一緒に住んでいれば、おならをしたって一気に冷めることはありません。
しかし、初対面ではいくら他が素敵でも、鼻毛が出ていれば一気に幻滅します。
いきなりおならをしたら、その時点でもう相手のシャッターは下りてしまうのです。
ですから、初対面は特にベストな状態でいくのが大切なのです。
お見合い時の男性の服装は何がいいかにも書きましたが、女性のまず第一関門は清潔感なのです。
それが出来ていないと女性がよく口にする「生理的に受け付けない」となってしまうのです。
特に服のシワ、髪、爪、靴、ヒゲなど男性が見落としがちな部分は、きちんと整えましょう。
それらが出来たうえで振る舞いや会話などで印象がよくなるコツをお話しします。
初めましての挨拶は俳優になる
まず「初めまして」の挨拶の時に、ガチガチに緊張している男性が多くいます。
失敗してはいけないという緊張感から、しどろもどろになってしまうのです。
しかし固い表情で、よそよそしい態度で挨拶をすると、緊張感が女性に伝わり、余計に硬直させてしまうのです。
女性だって緊張しているのに、リードしてくれるはずの男性が緊張してたら、頼りなさを感じてしまうでしょう。
もし、どうしても緊張してしまう人は、もう慣れるしかありません。
何度も初対面の女性に出会う場所に行って慣れましょう。
とにかくファーストインプレッションは大事ですから、何とかここは緊張感が伝わらないように挨拶しましょう。
しゃべる内容はどうでもいいです。
とにかく気を付けることは、相手の目を見て、笑顔でさわやかに、気さくな感じで挨拶することです。
特に笑顔は重要です。しかしどうしても、顔が引きつってしまう人がいます。
そんな緊張しがちな人は、自分は俳優だと思ってください。
自分が自分ではなく、カッコいいと思っている俳優さんになったと思ってください。
挨拶時だけでいいので、そのカッコいい役者になりきるのです。
演技だと思うと、人は意外と緊張が解けます。
緊張しがちな人は、「女性が、自分に対して高い期待値を持っている」と思っている人です。
本当はそこまで期待値を持っていないのですが、どうしても自分で自分のハードルを上げてしまうのです。
しかし「俺はイケメン俳優の〇〇だ!」と思えば、女性の高い期待値に応えられる自信が持てますし、なんせ自分ではないわけですから、しどろもどろの挙動不審になる事はないのです。
お見合い中の会話
お見合い中は、最初はできるだけ自分から話をしましょう。
自分を知ってもらうための場なわけですから、自分の仕事の話、趣味の話、住んでいる場所の話、好きな食べ物の話、まず自分の話をしてから、相手に「あなたはどうですか?」と聞きましょう。
自分の素性を打ち明けないで「あなたの趣味はなんですか?どこに住んでるんですか?」などと質問ばかりしていても、警戒心は解けません。
まずは自分の話をして、そのあと相手に質問するようにしましょう。
そのうち会話が弾んで来れば、女性側からも色々自分の事を話し始めてくれるかもしれません。
喋り方はゆっくりと
男らしい語気が強い感じやぶっきらぼうな感じは、初対面だときつい印象を与えます。
普段そういうしゃべり方をする方でも、何度か会うまでは、柔和にしゃべるように心がけてください。
いくら相手が年下でもタメ口はNGです。
また相手を呼ぶときは「君」「あんた」などは当然失礼です。
出来れば下の名前に「さん」を付けて呼びましょう。
また、緊張しておどおどした感じも女性から見ると頼りなく見えます。
声が小さくて何をしゃべっているかよく分からないようだと、面白い話も盛り上がりません。
ここでも元気なアナウンサーにでもなったつもりで、はきはき元気にしゃべりましょう。
人は緊張すると早口になりがちです。早口はあまり良い印象を与えません。
いつもよりゆっくり、ゆとりを持って喋ってください。
説得力がある人の多くは、ゆっくりと悠然と話します。
その方が男らしく頼りがいがあるように感じるのです。
ちょくちょく目を見て話す
また目を一度も合わせずによそを見て喋る方がいます。
これは女性にとって、とても印象が悪いのです。
勇気を持ってちょくちょく目を見て話しましょう。
目を合わせるのは、ずっとではありません。
時折、話しながらにこやかに目を合わせるくらいの余裕が欲しいです。
相手の名前をあえて呼ぶ
また、時々相手の名前を言うことも、心の距離を縮める上で大切です。
自分の名前を呼ばれるという事は、自分の存在を認めてもらう承認欲求を満たすことになります。
女性は特に自分を承認してほしいという思いが強いので、名前を口に出すことで実際に好意を持ってもらえやすいのです。
しかし、なかなか恥ずかしがって相手の名前を言わずに会話する人が多いです。
ここはあえて「好きな映画って何ですか?」ではなく「〇〇さんの好きな映画って何ですか?」などと下の名前をつけて呼びましょう。
相手を褒める
女性は褒められると嬉しいです。一気に距離が縮まります。
「褒めなきゃ褒めなきゃ」となると、不自然になるので、相手の持っている物や、言動などで本当に素敵だなと思った事があれば、さりげなく「バッグかわいいですね!」「すごい笑顔がいいですよね。ほんと話やすくて助かります。」などと言われて嫌がる女性はいません。
あまりなんでもかんでも褒めすぎても、わざとらしいのですが、少なくとも1~2個は何か褒めることで、女性のあなたに対するガードは下がっていくでしょう。
褒められたら素直に喜ぶ
お世辞かもしれませんが、相手があなたを褒めてくれたら最大限喜びましょう!
「本当ですか!?ありがとうございます!」
喜んでもらえると思って女性は言ったのに、照れ隠しのしかめっ面で「いやあ、そんなことないですよ。またあ、上手いなあ」なんて言ったら、一気に女性はシラケます。
素直な喜び上手の方が印象がいいのです。
男性的な変なプライドや謙遜は、捨ててしまいましょう!
NGな会話内容
お見合い中の会話において、あまり話さない方がよいNGな内容があります。
1.家族について
親御さんについて、兄弟についてなど、家族について聞きたいこともあるかもしれません。
しかし、家族についてあまり話をしたくない事情のある人もいます。
「お父さんは何をされてるんですか?お母さんはどうですか?ご兄弟は何をされてますか?」
あまり突っ込むと、詮索されているようで気分が悪いという女性も多いのです。
多少の質問をしてみて相手の反応が悪かったら、それ以上突っ込んで話すのは止めましょう。
特に初対面時はなるべく避けた方がいいかもしれません。
2.過去の恋愛話
昔こんな彼女がいましてね・・・と何の躊躇もなくしゃべり始める男性がいます。
しかし女性はそういう男性が苦手です。
男性のプライド心から、「自分は恋愛初心者ではない」、「恋愛に手馴れている」というアピールを含んでいる場合もありますが、女性にとって何のプラスでもありません。
「今までどんな人と付き合ってきましたか?」などと昔の恋愛話は、女性側から出れば別ですが、自分からはしない方が賢明です。
3.婚活の話
「結構何回もお見合いされてるんですか?」「何で今回僕を選んでくれたんですか?」
何気なく聞いているつもりでも、女性にとっては不快な質問です。
婚活をしている事に、多少なりとも恥ずかしさや後ろめたさみたいなものを感じている女性は多いです。
お互い婚活の身であるがゆえに、共通の話題としてつい話してしまう男性も多いのですが、自分からそういう話題に触れるのはやめましょう。
4.批判的な話
政治の話、経済の話など、男性はつい雄弁になりがちです。
本で読んだ知識を受け売りして、「俺はこう思う!あの政治家はダメだ!」などと熱く語れば語るほど、女性は引いてしまいます。
男性からすると、熱い信念を持った男らしい自分を見せたいと思ってしまうのでしょうが、熱く強く語りだす男性は女性からしたら怖いのです。
そして性格が頑固だと思われてしまいます。
また、もしも中国に対する批判をして、その女性の親戚や友達が中国人だったら。
特定の政治家の批判をして、女性がその政治家が好きだったら。
その時点でおしまいです。
街中で中国人に話しかけられたら親切にするのに、政治的な話になると途端に熱くきつくなる男性は多いです。
他にもあの店は最悪だとか、こういう奴が会社にいて大変だ、会社の景気が悪くて厳しいなどという批判的なマイナスのネガティブ話は、しても何のプラスにもなりません。
「大変ですね!頑張ってますね!」と言われたさに「俺は大変だけど頑張ってるアピール」をする男性は多いですが、やめた方がいいでしょう。
5.すごい知り合いの話
多少はいいのですが、自分の知り合いの話ばかりする人がいます。
僕の知り合いにこんな人がいて、すごいんですよ。という話で、自分の人脈の広さをアピールする人がいますが、女性にとってそういう話は、何のアピールにもなりません。
女性から見たら知らない人なわけですから、いくら芸能人だろうがお金持ちだろうが、あなたを好きになる要素には全くなりません。
以上がNGな会話ですが、あまり考えすぎてもしゃべれなくなりますから、「絶対にこのような話を少しでもしてはいけない!」などと固く考えずに、「行き過ぎなければいいか」と考える程度にしましょう。
決断は素早く
お見合い時の喫茶店の注文で、メニューを見て、ぐずぐず迷う男性がいます。
これも女性からすると頼りない印象を残します。
お見合いの時くらいは、スパッと注文を決めつけてしまいましょう。
また、逆に男らしさを見せたくて、注文をさっさと決めてしまい、女性待ちのような空気を作ってしまう男性もいます。
自分はさっさと決めるけど、女性には「ゆっくり決めてくださいね!」と配慮する気持ちが大切です。
会話の中でも、しょっちゅう答えを考える時間を取りながら話す男性がいます。
これも慣れしかないのかもしれませんが、なるべく「うーん・・・」「そうだなあ・・・」「どうだろうなあ・・・」などと考え込むのはやめましょう。
返事もワンテンポ遅いだけで、何か含んだ意味ありげな印象を与えることもあります。
「はい!」などの返事はすぐにしましょう!
帰りに自分の気持ちをきちんと伝える
帰り際に「今日はありがとうございました!」だけで終わる男性がいます。
もし、次回も少しでも会いたい気持ちがあるなら、こういう時こそ男性がリードしなくてはいけません。
女性は自分からガツガツするのを嫌いますし、顔色をうかがうのが得意なので、「あまりもう会いたくないのかな・・・。」と気にしてしまうのです。
ですので男性から「またぜひ会いたいです!」とか「今度こういう所に行きませんか?」とか次回も会いたいアピールをして別れてください。
相手に嫌がられるとか、そういうつまらないリスクを考えるのはやめてください!
もしも、相手が「今日の人イマイチだな」と思っていても、「会いたい」という気持ちが伝われば「もう一回会ってもいいかな?」となるのが女性です。
また逆に、多少はお互い気に入っていたにもかかわらず、男性の次回のアプローチがないという理由で「まあ、別にもういいか」と思ってしまう女性が多いのです!
今日限りになってしまうか、次回も会えるのかはあなた次第なのです!
少しでも気が合う相手なら、絶対に次回も会いたい気持ちを少しでも伝えましょう!