東洋医学の陰陽五行説では、腑(内臓)の肝(かん)と胆(たん)は密接な関係性を持っています。
肝は肝臓(かんぞう)、胆は胆嚢(たんのう)です。
胆嚢は肝臓が作る胆汁(たんじゅう)を蓄えておく場所なので、肝と胆は密接に関わっているのです。
胆が悪いと決断力が鈍る
東洋医学では、胆は「決断力」を司っていると言われています。
胆嚢の働きが悪いと、物事を判断する能力が鈍ってしまうのです。
その結果、優柔不断になったり、気が小さくなって挑戦できなくなったり、行動力がなくなったりするのです。
肝が据わっている人は肝臓がいい
昔から尻込みせず、どっしりした精神力の人は「肝が据わっている」と言います。
また、恐れたり不安がったりしない度胸の事を「胆力」と言います。
肝・胆がしっかりしている人は、躊躇したり、迷ったり、恐れたりすることが少ないのです。
そして正常な判断を下すことができるのです。
中年女性に胆のう炎が多い
胆嚢の病気には、胆嚢結石(胆石症)、胆嚢炎、胆嚢ポリープ、胆嚢癌などがあります。
胆石症で出来る胆石が動いたりして胆嚢につまり、胆汁の流れを悪くして起こると胆嚢炎になります。
胆嚢炎は胆嚢癌などに発展する可能性がある、放っておくと恐ろしい炎症なのです。
一般的にコレステロールが高い食事を摂る人で、40~50歳の中年層に発症することが多いのですが、女性の方がかかりやすく、男性の約2倍だそうです。
胆嚢に良いのは梅干し
胆嚢によいとされる食べ物は梅干しです。
梅干しは胆汁の分泌を促進させ、胆石が出来たり、大きくなったりするのを防ぐと言われています。
しかし梅干しばかり食べるわけにはいきません。
基本的に胆嚢の病気は、暴飲暴食によるコレステロールの高い食生活が原因です。
コレステロールを下げるように気を付けた食事を摂る事を心がけるのが一番です。
結婚は人生で重要な決断
胆嚢が弱ると、決断力や行動力が鈍ります。
これは仕事においても人間関係においても、あらゆることに影響してきます。
普段から優柔不断な方は、胆嚢の働きを良くするために、食生活に気をつけましょう。
結婚は人生において、とても大きな決断です。
その分迷ってしまって、なかなか結婚に踏み切れない人がいます。
結婚に正解はありません。
強い意志と決断力がなければ、結婚は出来ないのです。
「この人と本当に結婚して良いのだろうか?」
「他に良い人が現れるのではないか?」
などと思ってしまっては、いつまでたってもパートナーを決めることは出来ないのです。
それで婚期を逃してしまっては、後悔する可能性だってあるのです。
ご自分が優柔不断だったり、決断するのが苦手だったり、いつも不安に思ったりする方は、ぜひ胆力を鍛えるようにしましょう!
もしなかなか決断できない方は、お見合い結婚道場で一緒にパートナー探しのお手伝いをしますよ!