結婚した人の方が、独身で一生を過ごした人よりも長生きすると言われています。

これには科学な根拠があるのでしょうか?

 

アメリカや日本での複数の実験の結果でもはっきりと

結婚して配偶者のいる人の方が、単身者より健康で長生きするというデータが出ています。

既婚者の方が独身者よりも、10年近くも長生きするというデータもあるそうです。

 

特に男性の方が、結婚しているか・いないかで長生きするかどうかの影響が大きいそうです。

 

また「配偶者より長生きしたいか」という調査では、7割以上の男性が「長生きしたくない」と回答しているのにも関わらず、女性の6割近くは「長生きしたい」と回答しています。

 

男性は先に逝きたい、女性は後で逝きたいと思っているわけです。

 

男性の先に亡くなりたい理由は

「配偶者の死を受け入れられない」

「孤独になるのが辛い」

「一人では家事やご飯の準備ができず、困ってしまう」

などでした。

 

逆に女性の後で亡くなりたい理由は

「看取ってやりたい」

「一人の自由な時間を楽しみたい」

などでした。

 

男性は子供みたいな理由が多いですね。

女性は看取りたいという母性本能や、人生楽しみたいという自立した大人の意見が多いです。

やはり精神年齢が女性の方が高いのです。

女性は配偶者が亡くなっても1人で生きていける

実際に愛する配偶者が亡くなった時に、男性はその数年後に後を追うように亡くなる方も多いのですが、女性はそんなに影響を受けないそうです。

つまりどちらかというと、女性は1人でも生きて行けるけど、男性は女性がいないと生きて行けない・・・。

 

確かに、旦那さんが亡くなったけどイキイキ長生きしてるおばあちゃんって多いですよね。

 

僕のおばあちゃんも、おじいちゃんが亡くなってから、しょっちゅう海外旅行に行ったりして、余生を十分に楽しんでいました。

1人の時間を楽しんでいるのです。

 

でも奥さんが先に亡くなって、1人になったおじいさんというのは、あまり行動力もなく孤独な方が多いです。

メンタル的な部分や、人生を楽しめる能力と言うのは、男性よりも女性の方が強いのかもしれません。

 

元々女性の方が平均寿命も高いわけですから、夫が先に亡くなるという方が多いのでしょうが、女性は一人でも生きていけるパワーを持っています。

しかしいずれにせよ、「結婚することで長生きする」というのは男女ともに同じようです。

 

ではなぜ、結婚すると寿命が延びて長生きするのでしょうか?

3つの理由を揚げたいと思います。

食生活が寿命を延ばす

結婚している人と独身の人は食生活が違います。

結婚していれば、配偶者や子供のために奥さんが手料理を作ります。

自分の食べたい物ばかりでなく、配偶者や子供が好きな物や健康も考え、色々な手料理を作る事で栄養バランスがよくなるのです。

 

しかし独身者は、わざわざ自分一人のために積極的に料理を作る人は少なく、コンビニ弁当などで食事を済ませてしまいます。

また自分の好きなものばかり食べたり、面倒だからと同じ物ばかり食べたり、味噌汁や野菜などといった副菜のない丼物などばかり食べたりと、栄養や品目が偏りがちです。

 

栄養バランスは当然健康に影響してきます。

そのため独身者は寿命が短く、結婚した人の方が長生きするのではないかと言われています。

他人との関わりが寿命に大きく影響する

結婚したら寿命がながくなるというデータ以外にも、「友人が多い老人は長生きする」という実験データもあります。

孤独に1人で過ごす時間が長いよりも、他人と関わり合って行動したり会話をしたりしている方が、自己肯定感が高まったり、承認欲求が満たされたり、刺激により脳が活性化したりします

 

また、笑顔が重要だと唱える人もいます。

他人とおしゃべりする時間が多い人は自然と笑顔になる時間も増えるはずです。

笑顔を作ると幸せホルモンが分泌し、健康などにも影響を与えます。

しかし独身で1人暮らしだと、ほとんど無表情で過ごすことになります。

テレビを見てたまにくすっと笑う程度でしょう。

笑顔のない生活では、幸せホルモンの分泌も減り、身体や脳の活性化の衰えが早まる可能性があるのです。

 

人間1人で生きていけないと言いますが、実際他人と関わる事が人間を活性化させているのかもしれません。

ストレスが寿命を長くする

夫婦生活は、いい事もあれば苦難もあります。

お互い手を取り合って何十年という長い人生を共に歩んでいくのです。

 

経済問題、子育て問題を始め、人生を生き抜いていく中では、沢山の問題が起こります。

 

長寿にはストレスが大きくかかわっているとも言われています。

 

何もしなくてのんびり生きている南の国のような地域より、歳を取っても仕事をしたり、寒さや飢えをしのぎながら生きている地域の方が寿命が長いのです。

もちろん過酷すぎる環境は寿命が短いのですが、適度なストレスを抱える地域が一番寿命が長かったりするのです。

それは、長寿には多少のストレスや肉体的・精神的な負荷が重要という事を表しています。

 

結婚も、良い事もあれば嫌なストレスもつきものです。

相手との意見の相違、価値観の違いなどの喧嘩もそうですし、子供を育てなければ、家族を養わなくてはという責任感もストレスです。

その程よいストレスが刺激となり、寿命を延ばしているのかもしれません。

まとめ

人間だれでも長生きしたいものです。

長生きするためには1人で自分勝手に生きていくよりも、結婚して夫婦生活を送る事で、時に幸せホルモンが分泌されて刺激を受けたり、時に適度なストレスを感じたりしながら生きていくことができ、より長寿になるのかもしれません。

また、食べ物は思った以上に大切です。普段食べている物で人間の健康状態は変わってきます。

 

長生きしたい人は、独身貴族で一生を送るよりも、人生の苦楽を共にするパートナーを見つけた方がいいかもしれませんね。