遊ぶ男の子と女の子男と女は、幼稚園の時から性質が違います。

 

子供たちの遊びや子供向けのテレビ番組を見れば、その違いがはっきり分かるのです。

 

もちろんお絵かき、絵本、積み木、遊具、お砂遊びなど共通している物もありますし、テレビ番組でも性別を超えて人気の物もあります。

 

しかしここでは、幼稚園児~小学生くらいの子供たちの、明らかに違いが明白な物を上げていきたいと思います。

男の子は乗り物と戦いが好き

男の子

男の子は小さい頃から電車や車など乗り物が大好きな子が多いです。

 

鉄道マニアのことを「てっちゃん」などと呼んだりしますが、

休みの日など、ただただ電車に乗り続けたり、やたらと駅名や鉄道の名前を覚えたりする、

子供の「てっちゃん」が全国どこにでもいます。

 

また、ミニ四駆やミニカー、チョロQなどとにかく動くものが大好きです。

 

これらの趣向は大人になっても変わらない人がたくさんいます。

 

そしてなんといっても「戦い」が好きです。

 

幼稚園でも男の子たちは「戦いごっこ」でお互い追いかけまわってばかりいます。

 

小学生くらいになると、近所の川や林に「探検」や「冒険」に行ったりするようにもなります。

男の子の好きなテレビ番組

幼稚園の男の子はいつの時代も「戦い」が大好きです。

 

昔からウルトラマンや仮面ライダー、戦隊物などのヒーロー物は人気です。

 

基本的に、悪い敵と戦って勝つというストーリーばかりです。

 

主人公のヒーローが1人の物も多いです。

 

戦隊モノでも誰がリーダーで一番強いなど、縦社会的な物があります

 

また幼稚園~小学生向けのアニメ番組を見ても、戦いものが多い事が分かります。

 

冒険や探検といった、何かに挑戦していく事や度胸試しも好きです。

 

何か困難に向かって立ち向かい、敵を倒したり、問題解決したりするのが好きなのです。

男の子の好きなゲーム

幼稚園の頃から、ニンテンドーDSなどのゲームをする子が増えています。

 

ゲームは男女問わず子供たちは大好きです。

 

しかし、そのゲームの内容にも男女差があります。

 

男の子は、やはり「戦い」がベースとなったゲームが好きです。

 

「冒険」しながら「戦う」のです。

 

そして勝ち負けでレベルが上がったり、コインやアイテムをもらったりしていくのです。

 

いつの時代でも、どんな国でも、男は戦って領土や食料や財産や身分を手に入れてきました。

 

太古の昔から、男の本能は変わらないのです。

女の子はおままごとが好き

女の子

一方、女の子はおままごとや人形遊びなど、誰かの役を演じて遊ぶのが大好きです。

 

幼稚園でも、女の子はみんなで集まっておままごとや、プリンセスごっこなど、強調性の求められる遊びをします。

 

女性には協調性とともに変身願望があります。

 

お姫様になったり、アイドルになったりして、自分以外の人間になるのが好きなのです。

女の子の好きなテレビ番組

幼稚園~小学生くらいの女の子が好きなアニメやテレビ番組は、かわいい動物やオシャレなど、女の子の好きな物が題材になっている番組が当然多いです。

 

そのストーリーは基本的に仲間との友情や、平和な日常生活が描かれたものが多いです。

 

そして早くも「恋愛」をほのめかすエピソードが描かれていたりもします。

 

 

また先ほど上げたとおり、女子は変身願望が強いため、お姫様系のアニメや、「魔女」や「魔法使い」を題材としたアニメなども男の子と違って多いのです。

 

女の子向けのディズニー映画などを観ると、「動物たちの友情や絆」のお話か、「お姫様」と「魔法」が出てくるお話しばかりです。

そしてここでも王子様との恋が頻繁に描かれています。

 

 

女の子向けのアニメの中で、数はかなり少ないですが、プリキュアのように戦うアニメもあります。

 

しかし、男の子の戦隊ものと違って、1人1人のキャラクターが濃く描かれています。

 

戦いよりもオシャレでかわいく変身する姿に、女の子たちは惹きつけられる部分も多いです。

 

どちらかというと戦いはほんの一部で、多くは女の子たちの日常が描かれています。

 

主人公ばかりが目立つわけではなく、すべてのキャラクターが同等で横並びにキャラ立ちしているので、

子供たちも「私は誰々が好き」とそれぞれ好きなキャラクターが明確になります。

 

男の子の戦隊もので、「俺はグリーンが好き!」「僕はイエロー!」などとはあまりなりません。

 

彼らはレッドを引き立たせているだけなのです。

 

そもそも、カラーが違うだけで、それぞれの個性がほとんど分からないのです。

 

また、プリキュアなどは、戦いの中で常に仲間との友情や強調性を強く訴えかけています。

 

悪い敵を、ただ倒してやっつけるというよりも、相手を諭しながら戦ったり、仲間と助け合って戦ったりします。

 

ウルトラマンが「ジュワッ」しか言わずに黙々と、色んなビームや必殺技で倒す一方、

プリキュアは、人間としての道徳的な事や、友情の素晴らしさなどを、いつもベチャクチャと敵と話しながら戦うのです。

 

どこか言葉の内容で相手をやっつけているという意味合いも感じられるほどです。

 

女性は話を聞いてもらいたい生き物でも書いていますが、これも女性の特徴なのかもしれません。

 

そしていつも、仲間たちと力を合わせた形で、敵を倒すのです。

 

 

 

「相手をやっつけて勝つ」という満足度よりも「協力して乗り越えた」という満足度の方が高いのです。

 

 

また、他の女の子向け長寿アニメでいうと、「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」は、完全に日常の家族の生活が描かれています。

 

他にもジブリ映画なども、どこかほのぼのとした物ばかりです。

 

もちろん色々な事件は起きますが、男の子のように敵を倒したり、難題を解決してスッキリ終わるというより、

日常で起きそうな問題を乗り越えて、またほのぼのした平和な生活が続いていくという話が多いのです。

 

男性からすると、どこかスッキリしない終わり方なのかもしれません。

女の子の好きなゲーム

男の子は「戦い」や「冒険」をして何かを手に入れていくゲームが好きです。

 

それに対し、女の子は「育てる」「変身させる」といったゲームが好きです。

 

動物のキャラクターを飼育して育てたり、メイクアップやドレスアップをして変身させたり、アイドルになってキャラを成長させたり・・・。

 

また料理やスイーツを作っていくようなゲームもあります。

 

しかしどれも、一見終わりがなさそうな、エンドレスに続きそうなゲームが多いのです。

 

「こうしたら勝ち!ゲームクリア!」といった明確な終わりがない物が多いのも、女の子が好きなゲームの特徴なのです。

男の子は縦のつながり、女の子は横のつながり

小学生の男の子と女の子

そういった違いから、男の子と女の子は子供の頃から性質が異なる事がはっきり分かります。

 

小学生の頃は、男の子は男の子、女の子は女の子で遊んでいました。

 

当然遊ぶ内容もほとんど違ったと思います。

 

休み時間や放課後は、

男の子は野球やサッカー、ドッジボール、鬼ごっこ、缶蹴り、冒険ごっこなどをしていたと思います。

 

女の子はおしゃべりやお手紙交換、お絵かき、なわとび、一輪車、漫画などが好きだったと思います。

 

男の子は戦って「勝敗」をつける遊びや、何かに「立ち向かっていく」事が好き

 

女の子は「勝敗」はなく、コミュニケーションを取ったり、ただその本質を楽しむ遊びが好きなのです。

 

 

つまり男の子は、どちらが強いかという「縦のつながり」で生きて行きます。

 

大人になっても、どちらが年上か、どちらが偉いのか、どちらの方が収入があるのかなどを気にする「縦社会」を大切にするのです。

 

一方女の子は、勝敗にとらわれず、コミュニケーションや物事の本質を楽しみます。

 

大人になっても、さほど年齢などは気にせずコミュニケーションを取ります。

 

ママ友同士になると、年齢もそれぞれ異なるのに、完全に横並びで対等の仲間意識が持てるのです。

 

そしてそうした横並びの仲間との「横社会」の関係を大切にするのです。