合コンでは、自分1人が話す時間が長すぎても嫌われる可能性がありますし、みんなを盛り上げて話を聞き出すまとめ役の司会者タイプが重宝がられます。
しかしお見合いでは、いかに相手にたくさんしゃべってもらうか、自分の話を楽しく聞いてもらえるかが重要です。
お見合いの会話がヘタな人の特徴
せっかく相手が話してくれているのに、話を盛り下げてしまう人がいます。
会話のキャッチボールが成り立たず、会話が続かなくなり沈黙気味になってしまうのです。
そんな1対1での会話が下手な人はどんな特徴があるのでしょうか?
相手の話をアドバイスでまとめる
相手の日常エピソードなどを、解決策やアドバイスでまとめてしまう人がいます。
その方が相手にとってプラスになると思っているのですが、相手からするとウンザリしてしまいます。
特に男性に多く見られる特徴です。
「こないだね、営業先に向かうのに電車で行ったら1時間も寝過ごしちゃって!気付いたら他の県まで行ってて・・・電話見たら相手先から着信の嵐・・・。本当に心臓が止まりそうでしたよ(笑)」
こんな話は、相手を笑わせて和まそうと思ってしているのです。
ですから
「本当ですか!うわー想像しただけで恐ろしいですね・・・その後どうなったんですか!?」
と興味深々に聞くと相手は喜びます。
しかし会話がヘタな方は
「そうなんですか!?もし仕事の時に電車で座ったら、必ず携帯アラーム掛けといた方がいいですよ。私はそういう時必ず携帯をセットしておきます。そうするとそういう失敗しなくなるので!電車ではいつ寝てしまうか分かりませんからね・・・。」
などと解決策を披露して、話を横取りしてしまうのです。
こうなると場がシラケてしまうのに、本人は気づきません。
相手は一気に冷めて、それ以上話す気が失せてしまうのです。
相槌がヘタ
相槌は会話するうえでとても重要です。
しかし、その相槌が下手なために相手の気分を悪くさせてしまう人がいます。
まず暗い雰囲気や怖い雰囲気の方で、相槌がほとんどない人がいます。
相手の話をじっと真顔で見つめ続ける人です。そして首も表情もほとんど動かず聞いています。
いくら盛り上げようとしても「ふーん」「あ、そうなんですか」などと、小さな声でリアクションだけは返してきます。
無表情で淡々と小さな声で返してしまうと、相手も「何かつまらないのかなあ?」と思ってしまいます。
本人は「一生懸命聞いてるよ」と思っているのですが、相手からすると、どう思っているか伝わらず怖くなって早く話を終わらせようとします。
リアクションは少し大きめに大きな声を出した方が、相手も話しやすくなるのです。
ですから、「うんうん」「へえ~」「ほんとに!」「え、そうなんだ!」と相槌を入れることが重要なのです。
言葉だけではなく、身を乗り出したり、首を動かしたり、表情を動かしたりするのも大切です。
また、聞かれたことに返事だけして、会話を終わらせてしまっては会話が続きません。
「それで?」「あなたは?」などと返してこそキャッチボールが成り立つのです。
また逆に相槌が多すぎる人がいます。
自分が知っている話だと、話の途中で「うん、うん、うん、うん」「あー、あー、あー、はい、はい、はい」などと首を動かして、眉間にしわを寄せながら話す人がいます。
「そんなの知ってる知ってる」と言わんばかりの反応です。
そして相手の話が終わらないうちに、自分の意見を言いだしてしまうのです。
相手からすると話の途中で遮られているようで、それ以上話せなくなってしまうのです。
全て否定で返してくる
こちらが話したことを全て否定する方がいます。
自分に自信のある方や、年配者で多いのがこのタイプ。
またワンマン経営者も気を付けなければ、そうなりやすいです。
社員の話を聞くような場を設けている会社はありますが、それだけでは問題解決になりません。
以前こんな会社がありました。
月に一度の飲み会時に、1人ずつ別室に呼ばれて、社長に普段思っている事やアイデアを言える会社がありました。
恐らく会社としては、従業員との接点を持ち、普段言えないようなことを言って信頼関係を深めようという企画なのかもしれません。
しかし、その社長はその社員の不満やこうした方がいいという意見を聞いた後に、必ず
「でもな・・・。」から始まり、最後には「だろ?」で終わって、まとめてしまうそうです。
ですので社員たちも、せっかく言ったのに結局「でもな・・・だろ?」とまとめられれば「はい・・・そうですね・・・」としか答えられず、当然何も改革など起こらないそうです。
しかし社長は、「どうした!?なんでも言いたいことは言っていいんだぞ!特にないです・・・って、全く最近の若い者は・・・」という感じで、社員たちも辟易していました。
社長からすれば、そのような場が会社を活性化させると思っているのかもしれません。
しかし本当の社員の心の中は「どうせ何言っても言い返されるんだから、何も言わずにいよう。」と思っているのです。
もしも相手に意見を言ってもらいたいのであれば、相手の話を「でもさ」「だけどさ」などと切り替えして否定するのは、なるべくやめましょう。
その他の相手を不快な思いにさせる行為
スマホのメール返信をする
お見合いで、会話中にスマホをいじり出す方がいます。
相手が話しているのに、スマホのメール返信などし始めたら、相手は話すのが嫌になります。
例えそれが10秒でもです。
「はい。はい。へえ、そうなんですね・・・」などと淡々とした相槌は取るけれど、スマホに目と手が行っている・・・。
当然話している方は話す気をなくします。
時計をちらちら見る
時計をちらちら見る行為も、相手にとって不快です。
「早く帰りたいのかな?」と思ってしまい、気が散ってしまいます。
時間を確認したい場合は、何度も見ないようにし、相手にもあらかじめ自分がいられる時間を伝えておきましょう。
あくびをする
あくびや眠そうな目なども当然相手に嫌な思いをさせます。
生理現象なので仕方ありませんが、話しを聞くときに眠そうにあくびを噛み殺していると、やはり「全然聞いてない・・・」となり、あまり話してくれなくなってしまいます。
あくびが出たりや眠そうな目になってしまう人は、いったんトイレに行かせてもらって顔を洗った方が目が覚めます。
指を動かす、貧乏ゆすり
相手がしゃべっている最中、無意識で貧乏ゆすりしたり、指をしきりに動かしたりする人がいます。
相手にとっては、とても気にかかる行為です。
無意識レベルでやっている人もいますので気を付けてください。
目を合わせない
こちらにも書きましたが、目を合わせないで話す人がいます。
相手が話している最中、まったく目を見ずに聞いていると、「上の空」と思われてしまいます。
以上が、会話がヘタで相手を嫌な気分にさせてしまう人の特徴です。
自分では「たくさん喋れた!」と満足してても、なぜかその後相手に避けられる態度を取られてしまう人は、一度自分の会話を振り返ってみてください!
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