見合いでは女性への気遣いが大切
最近は亭主関白な男性は嫌がられる傾向があります。
いつでもさりげなくレディーファーストで女性に気を使える男性がモテるのです。
男性は元々女性に比べて気を使うのが苦手な方が多いです。
女性とお付き合いをあまりしてきていない男性は特に、レディーファーストという言葉は知っていても、どう気を使っていいか分からないのです。
そんな方は以下のような事も、できない場合が多いのです。
しかしレディーファーストを実践してみることで、実際に女性の印象は大きく上がるはずです。
お見合い時にはぜひ実践してみてください。
1.相手に歩調を合わせて歩く
まず、お見合いで初対面の挨拶が終わってお店に向かう時は、横に並んで相手の歩調に合わせて歩きます。
女性をエスコートするように歩くのです。エスコートはレディーファーストの一番の基本です。
特にヒールなど履いている女性は、男性に比べて歩きづらいです。
あなたが早い歩調で歩けば、向こうは付いて行こうと早歩きをして、大変だと感じる事もあります。
この時点で「何?この人。こっちを気遣ってよ!」とマイナス点をつけられる可能性もあるのです。
2.ドアを開けて女性を先に通す
お店についてドアがあれば、当然先にドアを開けて女性を通します。
エレベーターなどに乗る時や降りる時も同様です。
常に女性を先にエスコートするのがレディーファーストなのです。
車に乗ったりする場合も、乗り降り時には男性がドアを開けてあげます。
いつも手で「どうぞ」とやって、相手を先に行かせてください。
女性は自分が丁寧に扱われることに喜びを感じます。
そしてレディーファーストができる男性を素敵だと思ってしまうのです。
3.お店の席では女性は奥に通す
お店で席に座る時も、女性に奥に行ってもらいましょう。
特に奥がソファーで、手前が椅子の場合、ソファーに女性を座らせます。
日本では入口から遠い席が上座になるため、奥に女性を通すのがマナーとなっています。
しかし、例えば手前の席からは窓の景色が見えて、奥の席は窓を背面に座る場合など、手前の方が良い席の場合は、女性を手前に座らせることもあります。
これは臨機応変に考えればいい事ですが、間違っても自分がそそくさと良い席を取らないように気を付けてください。
女性は男性が気づかないようなそんな些細な事も、結構気にするのです。
女性の気持ちが分かって、言われなくてもエスコートするのがレディーファーストなのです。
4.たばこを吸わない
相手が非喫煙者であなたが喫煙者の場合、当然タバコは我慢してください。
何も言わずに、いきなりタバコを吸い始める人がいますが、完全にアウトだと思ってください。
また、「タバコ吸ってもいいですか?」と聞いて吸うのもダメです。
初対面の相手ですから「いいですよ」としか答えられません。
とにかくその時くらいは我慢してください。
しかし相手がタバコを吸う人の場合、一緒にタバコを吸うのは相手がタバコを吸いやすくなる気遣いにもなります。
5.言葉がぶつかったら相手に譲る
会話の途中で、お互い同時に言葉が出た時に、突っ切って自分が話してしまう男性がいます。
お互い言葉がぶつかったら「あ、どうぞ」と相手に譲りましょう。
会話さえもレディーファーストで女性に譲るべきなのです。
相手の話に共感や同調もせず、相手の話の内容すら自分の話に置き換えて、自分の話ばかりする人がいます。
「今日のお見合いは、とても良かった。僕のトークが調子よく、相手を退屈させない位話をしまくって盛り上げた。」などと思っているにも関わらず、お見合いに失敗してしまう男性は、本当の原因を分かっていません。
女性は自分の話を聞いてもらいたいのに、一方的に自分の話ばかりする男性に辟易してしまうのです。
もちろん会話が止まって、空気が凍りつくのはお互い気まずいでしょう。
そのために男性側から盛り上げようと話を振るのは大切です。
しかし本当のレディーファーストは、自分の話ばかりするのではなく、女性の話を聞きだすように会話を進めることなのです。
相手の話を聞くのもマナーですので気をつけましょう。
6.ハンカチを持参しておく
何かあった時のためにハンカチは持参しましょう。
テーブルが濡れていたら拭いたり、相手が何かこぼした時に拭いてあげれば好感度は一気に上がるでしょう。
映画を観に行って女性が感動で涙した際、さっとハンカチを差し出したら、女性はそのレディーファーストに感動し、余計涙を流すかもしれません。
また、外でベンチなどに座る際、さっとハンカチを敷いて座らせるのは、女性にとってかなりポイントが高いです。
レディーファーストされたという喜びが強いのです。
男性にとっては、ベンチに座ることなど何とも思わないかもしれません。
しかし女性は、誰が座ったかも分からないベンチに座る事に、わずかながら抵抗がある人が多いのです。
そんな時、サッとハンカチを敷いてくれたら本当に嬉しいのです。
ハンカチ王子という言葉が流行りました。
ハンカチは女性が大好きな清潔感のカギなのです。
7.お会計はトイレに立った隙に
お会計もスマートにします。
基本的に男性がおごる事が多いですが、もしお互いの合意で割り勘だったとしても1円単位まで割るのはやはり男としてカッコ悪いです。
男性がせめて気持ちだけでも多く出すようにしましょう。
また、出てきた財布がレシートやカードでパンパンだと、他で頑張った清潔感も水の泡です。
女性はしっかりとそういう部分を見ています。
財布は年季が入っていても構いませんが、2つ折りでレシートやカードにより変形していたり、パンパンになっていると印象が悪いです。
きれいに整理して持ち歩きましょう。
もし帰り間近に女性がトイレに立ったら、その隙にお会計を済ましておくのもスマートです。
そしてサッとドアを開け、女性をお店の外に出すのもレディーファーストなのです。
8.帰りは男性が女性を見送る
帰り際も、見送ってもらうのではなく必ず見送りましょう。
電車で来られたならば、途中で別れるのではなく駅の改札口まで一緒に行って見送ります。
そして分かれた瞬間そそくさと帰るのではなく、相手が見えなくなるまで立っていてください。
相手に気づかれなくてもいいのです。万が一後ろを振り向いた時に、まだ見送ってくれているというあなたの優しさが伝わるはずです。
まとめ
以上のことは、レディーファーストが出来ている人からすれば、そんな当たり前の事を言われなくても分かっていると思われるかもしれません。
しかし、意外に出来ていない人が多いのです。
知ってはいるけどできていない。これはレディーファースト、女性への配慮が出来ていないのと同じです。
初対面は特に減点方式で印象を持たれがちです。
初対面で少しでも嫌な部分があると、女性は一気に幻滅するのです。
お見合いではレディーファーストできちんと行動するように気をつけましょう。