アイドルの追っかけで分かる男女の本能
アイドルファンでも、男性のアイドルファンと女性のアイドルファンでは、アイドルの追っかけ方は全く異なります。
ここから男性と女性の、異性に対する本能の違いが見えます。
アイドルおたく(男性)の特徴
まず、女性アイドルを追いかけている男性達は、 失礼ながらモテなさそうなオタクの方が多いです。
年齢も20代後半〜30代後半くらいまでが多いでしょうか。
そしてほとんどが独身で、自身の恋愛が充実していない方がほとんどです。
彼らの特徴は飽きっぽく、何年も追いかけ続けずに、他のアイドルに目移りしていきます。
もし万が一、対象のアイドルが熱愛発覚したり、結婚したら一気にその熱は冷めて、他のアイドルに移ってしまいます。
対象アイドルは10代~20代であり、目当てのアイドルが30代~40代になっても追いかけ続けることはあまりありません。
アイドルおたく(女性)の特徴
一方男性アイドルを追っかけている女性は、年齢層が小学生~おばあちゃんまで幅広いです。
そして見るからに恋人ができそうな人や、彼氏や旦那さんがいる人でも追っかけをします。
そして長年に渡り、同じ人を追いかけ続けることが多いです。
例えそのアイドルが30代になっても40代になっても、結婚してもファンで居続けます。
むしろファン公認の恋人や結婚相手などがいて、ファンたちから認められると温かい目で見守られます。
まるでお母さんや兄妹など親族かのように、いつまでも見守るようなスタンスでファンで居続けるのです。
またうちの小学生の娘もそうですが、女性アイドルグループの追っかけをする女性ファンもたくさんいます。
女性アイドルグループは寿命が短い
昔からおニャン子クラブを始め、女性アイドルや女性アイドルグループは寿命が短いとされてきました。
現在では、モーニング娘。やAKB48など何年も継続するグループもほんの一部ですが出てきています。
しかしそんなグループでも、基本的に主力メンバーすらも30歳前後を境に引退したり、新しいメンバーを投入したりと、常に新陳代謝が行われています。
引退したメンバーの多くは、役者やバラエティタレントとして芽が出ない限り、忘れ去られたかのようにテレビから姿を消していきます。
アイドルは恋愛すら禁止で、発覚すると処罰されたりする事もあるのです。
結婚なんてなおさらです。一気にコアなファンは離れていきます。
ですからアイドルたちは、30歳を越えて、役者やタレントとしてしっかりとした地位を築いてから結婚す方がほとんどです。
男性アイドルグループは寿命が長い
しかし男性アイドルはどうでしょう?
ジャニーズを見ても分かる通り、人気のあるグループはメンバーが何歳になっても継続し続けます。
アイドルが40歳になっても追っかけがいるのです。
また基本的にメンバーが頻繁に入れ替わる事はありません。何か事情がない限り引退などもありません。
もしそのアイドルが結婚したりしても、「福山ロス」のような多少のファン離れはあるにしても、本当のファンは「幸せになってね」と応援したりもし ます。
これらの行動に見られる男女の違い
このような事から、同じアイドルの追っかけでも、男女での違いが分かってきます。
男性の場合
男性は女性アイドルを性的対象とみなします。
10代~20代のアイドルばかり追っかけるのも、やたらと写真を撮りたがるのもこのためです。
また独占欲が強く、他の男性に取られたと思うと一気に熱が冷めます。
嫌な事ですが、女性アイドルに対するストーカーの殺傷事件が起こりうるのも、男性の独占欲からきています。
ここまでする男性アイドル追っかけの女性はまずいません。
女性の場合
一方女性は、母性本能から来る応援の気持ちがあります。
だから相手が何歳になっても、結婚相手がいても追っかけをするのです。
また女性はマンネリカップルが分かれる理由でも記載したように、恋していたい生き物です。
直接的な性的対象というよりは、ドキドキするデートをしてみたい相手なのです。
だからこそ、相手に彼女が出来てしまっても、悲しくはなりますが応援し続ける対象となりうるのです。
そして女性には母性本能があります。
好意を持った相手を応援し続けたいという本能があるのです。
だからこそ、女性アイドルグループに女性ファンがつくという、男性ではありえない現象が起こりうるのです。
またかつては男性ファンも多かったアイドルでも浜崎あゆみや安室奈美恵、倖田來未などは、年齢を重ねるごとに圧倒的に女性ファンが多くなっています。