平成26年(2014年)1月。
初詣に、ちょうど20年に1度行われる「式年遷宮」を行っていた三重県の伊勢神宮に家族3人で行ってきました。
普段でも初詣に人気の伊勢神宮ですが、式年遷宮とあってとても混んでいました。
伊勢神宮は日本でも屈指のパワースポットとしても有名で、恋愛成就や縁結びを願って参詣する人もたくさんいます。
伊勢神宮とは
伊勢神宮の正式名称は「神宮」で神社本庁の本宗です。
つまり全国の「神宮」の総本山ともいえる神社なのです。
伊勢神宮は皇大神宮(こうたいじんぐう)=内宮(ないくう)と、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)=外宮(げくう)の2つの正宮があります。
外宮から内宮へと参拝するのがしきたりとなっていますが、外宮と内宮はかなり距離があり、路線バスが走っているので、バスで移動しました。
内宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮には豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られています。
天照大御神は、八百万の神の総氏神。
つまり日本国民にとって最高神なのです。皇室の祖神とも言われています。
豊受大御神は農業、衣食住、産業の神様と言われています。
お伊勢参り(お蔭参り)
お伊勢参り(お蔭参り)は、江戸時代に流行った伊勢神宮への参詣のことです。
一生に一度の庶民の夢として、全国から伊勢神宮に参詣しに旅に出る人が多くいたそうです。
数百万人規模の人たちが出向いた「おかげ年」というのが60年周期で3回起こったこともあります。
江戸からは片道およそ15日、大阪からは5日、岩手県からは100日かかったとも言われ、全国からお伊勢さん目指して旅する人が絶えなかったそうです。
その名残から今も伊勢神宮へ参詣する事をお伊勢参り、お蔭参りと言ったりします。
伊勢神宮の恋愛スポット
伊勢神宮は日本有数の縁結び神社としても有名です。
その中でも特に、内宮の別宮である月讀宮(つきよみのみや)は、恋愛成就や縁結びで有名です。
天照大御神の弟神である月の神様、月讀尊(つきよみのみこと)が祀られています。
こちらには結婚願望のある人たちや、夫婦円満を願う人々がたくさん訪れます。
社の中には「ハートの切り株」があり、このハートの切り株の写真を撮ると、幸せになると言い伝えられています。
おかげ横丁
また、内宮前にある「おかげ横丁」という商店街は、江戸時代末期~明治時代初期のお蔭参りでにぎわっていた頃の門前町を再現した物だそうです。
おいしい食べ物のお店がたくさん並び、ついつい寄って色々食べました。
その中でもおススメが、伊勢名物の「赤福」です。
というより、この「おかげ横丁」は赤福の会社が地域活性化のために運営をしているそうです。
お店がとても雰囲気があり、赤福を頼むとお茶までついてきました!
三重県の恋愛スポット「二見興玉神社」
次の日、伊勢市内にある二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の「夫婦岩(めおといわ)」を観に行きました!
夫婦岩の大きい岩である「男岩」は高さ9m、小さい岩の「女岩」は高さ4mで、その2つの岩を結ぶ「大注連縄」の長さは35mもあるという事です。
夫婦岩は全国に多数あるのですが、この伊勢市の夫婦岩は特に有名です。
当然ですが、夫婦円満や恋愛成就のご利益があると言われている神社です。
伊勢神宮前の参拝前の禊を二見浦でしていたことから、伊勢神宮の前に参拝する神社と言われています。
婚活中の方は、伊勢神宮&夫婦岩にぜひ行ってみてください!