男性は過去の思い出を取っておく
男性は何かコレクションするのが好きです。
女性からするとガラクタにしか見えないような物を集める人が多いのです。
こうしたコレクターと呼ばれる人は世界中にいます。
ミニカーやカード、フィギア、カメラ、アンティークグッズ、骨董品、古銭、切手、・・・
お金持ちになると、高級な時計や、高級車なども何台も買う人もいます。
こうした収集癖は男性の方が多くみられるそうです。
これは原始時代に狩猟をしていた時の本能だと言われています。
また、昔の着れない服や、もう読まない本、聞かなくなったレコードやカセットテープなど、なかなか捨てられないのも男性に多いです。
今まで数十年間の給与明細を保管している方もいます。
女性は過去を断捨離する
一方女性は、過去の物をあっさり捨てられる人が多いです。
ここ1年着ていない服、履けなくなった靴、昔の思い出の本などでも「要らなくなった」と思えば、断捨離と称して捨てることで、気持ちを整理して切り替えるのが得意です。
もちろん女性でもコレクターはいますが、高級なバッグや靴、宝石などといった現在進行形で使用する物で、かつ価値のある高価な物が多く、男性のように人からしたらガラクタのような物を集める女性は少ないのです。
男性の方が過去の思い出に踏ん切りをつけられず、過去に目を向ける方が多く、女性は過去にとらわれず今や未来を見る現実志向が多いのです。
何かいやな事があった時の気持ちの発散の仕方も、男性が考えて結論を出すのに対し、女性はパーッと遊びに行ったり女友達と話したりして、嫌な気持ちを手放そうとするのです。
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女性は物も気持ちも手放すのが上手いのです。
まれに本当に物が捨てられない、ゴミだらけのゴミ屋敷というのが社会現象にもなっていますが、あの様な方は特別で、発達障害や精神疾患、認知症などを抱えていると言われています。
恋愛で過去を引きずる男、過去を捨てる女
恋愛も男性は昔の女性の事をいつまでも覚えています。
男性の方が恋愛を引きずると言われています。
未練がましく昔の彼女の電話番号を消さずに電話帳に残しておくだけではなく、もらった手紙や写真をいつまでも取っておこうとする人も少なくありません。
今の彼女に見つかるのがまずいので、いやいや処分するのです。
そして時が経ち、数年ぶりに昔の彼女に再会しても「また付き合いたい」などと思ってしまうのです。
女性は過去の男性をきれいさっぱり未練なく忘れることができます。
別れた次の日には、過去の思い出の手紙や写真、電話番号も消し去ります。
だから数年ぶりに元彼に会ったって何とも思わない場合が多いのです。
結婚生活で夫婦げんかの元になるコレクション
結婚して熟年夫婦になると、こうした性質の違いから喧嘩になる夫婦が多数います。
うちの両親もそうですが、昔の雑誌、書類、使わない水槽、昔お土産でもらった置物、古いカバン、スーツ、工具・・・父が何でもかんでも取っておくのです。
それに対して「片づけるスペースがないから捨てて欲しい!」「こんな物取っておいてどうすんの!?」と母がいつも怒っています。
一緒に生活していくと、やはり家のスペースは限りがあります。
要らない物だらけで物が片付かないと女性にとって不満です。
かといって女性から見てガラクタだからといって、男性からしたら宝物なのです。
お互いきちんとルールを決めて、これだけは譲れないという物、これは捨ててもいいという物を分けて、お互い妥協し合う事が夫婦生活を円満にする上で大切です。