落ち込む女性

私と仕事どっちも大切

彼氏、旦那が最近仕事ばかりで帰りも遅く、かまってくれない。

いつも仕事の事で頭いっぱいで、話をしても聞いているんだか聞いていないんだかの上の空。

対応もどこか素っ気なくて冷たい。

挙句の果てに約束まですっぽかされて、その事を少し責めると「しょうがないだろ!」と逆ギレ・・・。

そんな時、つい「私と仕事どっちが大切なの!?」と言ってしまう女性がいます。

 

冗談っぽく言うならいいのですが、本気でこの質問をすると、男性は怒り始めます。

「どっちも大切に決まってるだろ!まるで俺がひどい男みたいじゃないか!」という気分になってしまうのです。

そして、その女性がすごく重たく感じるのです。

 

しかし女性は、何も男性を「ひどい男」と責めたい訳ではないのです。

ただ、もう少し自分にも振り向いてもらいたいだけなのです。

「いくら仕事が大変だって、自分に視線を向けることくらいできるでしょ?」と思っているのです。

女性の脳はマルチタスク

実は女性は、たくさんの事を同時にこなせるマルチタスクの人が多く、仕事が忙しくても彼氏との時間は楽しめる能力を持っています。

 

ですから両方バランスよくこなしてくれて、「私と仕事、どっちも大事にしてくれている」状況を望んでしまうのです。

 

しかし男性は、一つの事に集中し複雑な事をこなせるのですが、他の事に意識を向けるのが難しい人が多いのです。

 

ですから男性が仕事で忙しい時期やトラブルなどがあった時は、そっちの事が24時間ずっと頭から離れず、デートしている時でも心から楽しめない人が多いのです。

 

それだけ仕事が気になる状況であるにも関わらず、それでも女性を喜ばせようと頑張ってデートしたり会話をしているのに、「私と仕事どっちが大事なの?」と聞かれることで、一気に怒りがこみあげてきてしまうのです。

 

しかしそんな事女性には分かりません。

「仕事は大変かもしれないけど、その分私と居る時に楽しんで仕事の事をいったん忘れればいいじゃない。

それなのに話しかけても全く上の空ってことは、もう私に興味がないの?私といても楽しくないの?」

という気持ちになってしまうのです。

 

しかし男性からしたらそんなつもりは全くないのです。

どうしても、仕事で忙しい時は、その事が頭から離れないのです。

見守るような広い心で男性に接する

だからもしあなたが男性のために何かしてあげたいのでしたら、「私の事は構わず仕事頑張ってね!」と言って見守る事です。

そして、仕事がひと段落ついて落ち着いた時に、遊びに行って楽しむことで男性は最高のストレス発散になるのです。

 

あなたと他の女性を天秤に掛けているなら、あなたが怒って当然です。

しかし、仕事とあなたの場合、天秤に掛けられません。どちらも大切なのです。

 

ですから仕事に嫉妬するのはもうやめましょう。

仕事を頑張るのも、あなたとの将来のためと思っているかもしれません。

 

あなたが広い母性の心で接することで、男性も安心感が沸き、

「とても分かってくれる、理解してくれる」女性としてあなたのことを見てくれるはずです。

男性はなぜ女性がこのようなセリフを言うのか理解すべき

「私と仕事どっちが大事なの!?」と女性にキレられた時、「しょうがないだろ!」と反論してしまう男性が多くいます。

これは女性の言葉が、自分を否定しているように聞こえるからです。

 

しかし女性はそんなつもりありません。ちょっとだけ気にかけている事を証明して欲しいのです。

女性だって、仕事も大事なこと位分かっています。

 

「もちろんお前が大事だよ・・・ごめんね」って抱きしめられる男性って、ドラマの中の韓流スターみたいな人くらいじゃないんでしょうか?

でもだから韓流ドラマは女性を虜にするのです。

確かにキザすぎて寒いですが、もしこれが本当にできるなら、女性は一気に怒りが吹っ飛んで安心感を覚えるはずです。

 

ですから、相手は自分を否定するために言っているのではないと理解する事。

そして「仕事と同じくらい」などという言葉は要らないので「あなたが大事です」という事を、自分の言い方でいいので言えるようになれば、男女の喧嘩はどんどん減っていくはずです!