女性にとって大切な記念日。男性にとって苦痛の記念日。

男性にとって、記念日を覚え続けるためには相当の努力が必要です。

クリスマスだったら、テレビや街のイルミネーションなどの様子で忘れることはないでしょう。

しかし結婚記念日や妻の誕生日、母の日、ホワイトデーなど、男性がプレゼントしなければならない日は、ついうっかり忘れてしまうのです。

そのため何か月も前から、手帳に目立つように書いておかなければなりません。

しかしそれでも忘れてしまい、当日慌ててプレゼントを買いに行ったりします。

女性からするとそれは信じられない事であり、もし忘れていたり、あきらかな手抜き感を感じると、「愛が冷めたんだ」と思ってしまうのです。

恋人の時期や結婚したての時は、男性は必死で覚えています。

しかし年月が経つにつれて、男性の性分が現れてき始めるのです。

もちろん愛が冷めてしまったから、忘れてしまうわけではありません。

しかし女性は、記念日を忘れられることで、「自分は大事にされていない」、「自分の事なんか頭にないんだ」と思ってしまうのです。

旦那さんの誕生日も、自分がされたのと同じように何もしてあげたくなくなります。

バレンタインに手作りチョコをあげたのに、ホワイトデーに返さないことに本当に腹が立ってしまいます。

こうして年月が経つにつれ、何の刺激もない夫婦になっていってしまうのです・・。

女性は自分のために何かしてもらいたい

女性はサプライズが好きです。

誕生日などの記念日には、女性から特に何もアプローチしなくても、自分のために何かお祝いしてもらいたいのです。

そして記念日当日、心の中で期待して楽しみにしているのに、仕事から帰った旦那からサプライズどころか何の言葉もないことで一気に悲しくなってしまうのです。

「今日結婚記念日なんだけど・・・」「何で忘れるの!?信じられない!」「昔は毎年、祝ってくれたのに・・・」

こうなったらもう遅いです。

男性は自分が否定された気分になり、逆切れするしかないのです。

「そんなの仕事が忙しくて忘れるよ!」「去年はちゃんと覚えていただろ!」「明日プレゼント買って来ればいいだろ!」

お互いにとって最悪な記念日になってしまいます。

男性は、プレゼントを買う気がない訳ではないのです。

誕生日を覚えているのに「あいつには何も買いたくない」などとは思っていないのです。

しかし女性からすると、自分にとって大切な日を忘れることで、自分の存在をないがしろにされている気分になってしまうのです。

女性が1~2週間前からアプローチしよう

ですから、記念日には1週間くらい前から、徐々に女性側からアプローチしてみましょう。

女性がお見合いで成功する方法でも書いた通り、男性は気が付かないだけで、頼まれたらやりたくなる性分です。

「本当は何も言わなくてもやってもらいたい」と言いたいところですが、「そこは男女の違いだから仕方ない」と割り切りましょう・・・。

「今度の誕生日、神戸でデートしたいなあ・・・!」とか、「あーもうすぐ誕生日かあ・・・。」とアピールしておきましょう。

サプライズが好きな女性なら、「今度の誕生日プレゼント、あなたが考えて!サプライズがいい!」と伝えましょう。

女性がきちんと言葉で伝えることが大切です。

そして言葉で伝えられたことを叶えることが、男性の喜びなのです。

「言葉で伝えなくても、きっと大事な日なんだから覚えててくれるはず」と何もかもを期待してしまうと、余計嫌な目に合ってしまいます。

女性がさりげなく伝える。そして男性がそれに応える。

相手は自分と違う考え方の生き物ですから、すべてを期待せずに配慮し合う事で、最高の誕生日が迎えられるはずです!