イオンなどのショッピングモールに週末出かけると、通路にあるソファに座って休んでいるお父さんを多く見かけませんか?
お母さんが休んで座っている姿はあまり見かけず、大抵はお父さんです。
スマホをいじったり、暇そうにボーっとしています。
中にはこうなる事が分かっていて、本や新聞を持ってきて読んでいるお父さんもいます。
実は「女性とのショッピングが楽しい」と思っている男性は少ないのです。
そこには、男性と女性の脳の作りの違いが表れているのです。
男性はウインドウショッピングが苦手
男性はウインドウショッピングが苦手です。
買いたい物を見るのは好きですが、買うつもりもない物が色々目に飛び込んできても、感情が揺さぶられることはあまりありません。
もしあったとすれば、それは買うか買わないかだけなのです。
そんな男性が、買うと決めてもない物を見て歩いていても、すぐに飽きてしまうのです。
男性はそもそも消費意欲が少ない
詳しくはコチラで記載していますが、男性はそもそも消費欲求が少ないです。
つまり買いたい物が少ないのです。
マクドナルドやトイザらスを日本に持ちこんだ、経営のカリスマ、故・藤田田氏も
ユダヤ商法には「商売の対象」は2つしか存在しない。それは「女」と「口」である。
という格言を残しています。
商売の対象は「女性」と「食」であるという意味で、それだけ女性が消費をもたらしてくれるという事なのです。
逆に男性は、飲食以外は商売の対象になりにくい程、消費が少ないのです。
どんなデパートやショッピングセンターに行っても、洋服を扱うファッション階が女性はヤング、ミセスなどと階を分けるほどひしめき合っていますが、メンズは大抵1階だけしかありません。
キッズ・メンズ階と集約している事も多いくらいです。
メンズ服のお店はレディース服のお店に比べ、圧倒的に少ないのです。
男性は買いたい物しか興味がない
そもそも男性は「目的達成型」の脳を持っています。
仕事や趣味で使う必要な物を、買うと決めてその目的を達成するのが男性なのです。
結果が見えなかったり抽象的な事が嫌いです。
買うか買わないか決めるのが全てで、見てるだけで満足は出来ないのです。
ですから、わざわざ買う目的もないのに色々な商品を見て、人ごみの中をうろうろ歩き回るのは疲れてしまうのです。
女性はウインドウショッピングが好き
しかし女性は、ウインドウショッピングが大好きです。
たまたま歩いてて、かわいいバッグを見たり、セール中のかわいい服を見つけて試着したり、いい匂いのアロマをかいだり、雑貨屋さんでかわいい文房具を見つけたり、ペットショップでかわいい犬を見ていたり・・・そんな事で心が満たされます。
別に買わなくてもいいのです。見ているだけで幸せを感じるのです。
これは感情豊かな女性ならではの特徴です。
見ているだけで幸せな気分になる。
ブランドショップで高い時計や洋服やバッグを試着するだけで、あたかもそれを手に入れたかのように心が満たされます。
男性がソファで休みたくなる理由
しかし、男性はそんな意味のない事が嫌いです。
欲しい物があれば最初に行く店を決めて、そのお店に直行。
そしてその中で買うか買わないか決める。
冷静に判断するため、特にそこに感情を持ちません。
適当にお店を歩いて、素敵な物を発見する喜びや欲求はあまりないのです。
そんな夫は、最初は妻に付いて回っていますが、途中で疲れて休みたくなります。
特に娘がいる家族はなおさらです。
母親と娘で色んなお店を回って買い物をしだすと、何時間でも店を回ります。
気に入ったお店なら、1店舗で何十分も試着したり物色したりします。
そんなお店の中で、興味がない物が色々目に飛び込んでくるのは、男性にとって逆に疲れます。
そもそも消費欲求が少ない男性ですので、興味を持つ商品なんて全体の10%を満たさないのです。
そんな理由で、夫はますます視界に余計な物が入ってこないソファやカフェで休みたくなるのです。
逆に、男性のショッピングに女性が疲れて、女性がソファで休んでいるという事はあまりないのです。