結婚相手を探す時に、多くの人は幸せを相手に求めがちです。
「今はあまり幸せではないけど、結婚したら幸せになれる」と考えている方は、結婚後も長期的な幸せは訪れない可能性が高いのです。
結婚に対するイメージや憧れが強すぎて、実際に結婚生活を送った時に「思ってた理想の結婚生活と違う」となる人がいます。
結婚式の時が幸せの絶頂期。
そしてその後の幸せ度は、下降していく一方になってしまうのです。
今は幸せじゃないけど結婚したら幸せは大間違いなのです。
結婚したって、いたって普通の生活が続きます。
新婚の頃はまだ恋心があって、気分が高まっているかもしれません。
しかし恋心が落ち着いてきた時に、「私はこの人の事を本当に好きなのだろうか?」となってしまうのです。
同じ環境でも、幸せと捉えるか不幸と捉えるかは本人次第なのです。
結婚は、夢の世界に行くわけでもなく、相手に至れり尽くせりしてもらえるわけでもなく、
「夫婦で協力して家庭を築き、様々な事を共に乗り越えて生きていく」という事だけなのです。
ここに幸せを感じられるかどうかは全てあなた次第なのです。
そのためには、まずはあなたが幸せで居続けなければいけません。
幸せになる事を人に依存しても、幸せになる事は難しいのです。
幸せは伝染します。幸せそうな人や楽しそうな人に、人は引き寄せられて集まるのです。
常にあなたが幸せな気分で居続けると、そんなあなたに引き寄せられて、同じような素敵な相手と結ばれます。
相手は自分の鏡です。
相手に不満があるという事は、そういう相手と結ばれた自分も、相手と同じ波長という事なのです。
自分が幸せで居続けるための5つの法則
この人がいると幸せ、こういう状況だと幸せという条件は無しで、幸せで居続けるにはどうしたらいいか?
ここで5つのヒントを書きたいと思います。
自分を好きになる
まずは自分を好きになる事です。
自分が幸せだと思っていない人は、自分に自信がなかったり、自分をあまり好きでない人が多いようです。
しかし愛は与えた分だけ受け取れるでも書きましたが、自分を愛していない人は、人にも愛される事はありません。
自分を愛していない人は、子供の頃の環境や過去の経験によって、トラウマを植え付けられていることが多いです。
このトラウマは、自分で考えてばかりでは払拭できません。
楽しそうな人と触れ合う頻度を増やすことで、徐々にそのトラウマは取れていきます。
積極的に、楽しそうな場所に行って、人と交流するようにしてみてください。
自分にとっての幸せとは何かを考える
あなたにとって幸せとはなんですか?
幸せな人生とは、どんな人生ですか?
それを見つめずに漠然と生きていても、目の前の多忙に押しつぶされ、本当の自分を見失ってしまう人がたくさんいます。
1時間でも2時間でも時間を取って、1つずつ具体的に書き出してみてください。
そうすることで、「自分が本当は何がしたいのか」が見えてきます。
自分のしたい事が分かれば、自分の未来への夢が広がり、行動が広がります。
目標があって行動をすれば、必ず人は生き生きしだし、幸せな気分へと変わっていくのです。
無理してでも笑顔を作る
あまり笑顔を作るのが得意でない人は、無理してでも人前で笑顔を作り続けてください。
最初はきついかもしれませんが、そのうち人は慣れます。
いつもニコニコしている人の所に、必ず人は寄ってきます。
なぜなら笑顔は幸せの証だからです。
何もしゃべらなくても、いつも笑っている人って周りにいませんか?
そういう人って誰もその人に悪いイメージを持ちません。
そして何故かその人といると、安らぐ気持ちになります。
笑顔に自信がないという人がいますが、絶対にニコニコしている方が輝いて見えます。
顔の造形など関係ないのです。
完璧を目指さない
子供の頃から厳しく育てられた人や、スポーツを頑張ってきた人などは、肩に力が入りすぎて、何でも完璧にしようとします。
ずっと何かを求められて生きてきた分、完璧でなければいけないと思っているのです。
そういう人は、完璧でない自分に直面した時に、自分が嫌いになってしまうのです。
さらに、そういった完璧主義の固い雰囲気は、あまり他人を寄せ付けません。
相手にも完璧を求めてしまうからです。
もっとリラックスして、のんびりするのも大切なのです。
頑張りすぎず、追い込み過ぎず、もっと適当な自分を許してみてください。
日本人は特に、人の目を気にして生きている人が多い気がします。
また、他人と比較してしまいすぎて、自分に自信を無くしている人も多いです。
南の島に住む人たちは、仕事も適当でいつものんびり過ごしていますが、自分を嫌いな人は少ないです。
もっと肩の力を抜いて生きることも大切なのです。
恐れや不安を手放す
人生は不安の連続です。
しかしこの不安に固執しすぎると、幸せで居続けることは難しいです。
そうは言っても、なかなか簡単に不安や恐れを手放すことはできないという人も多いでしょう。
そんな人は、自分がどれだけ満たされているかを考えてみましょう。
世の中には自分より大変な思いをしている人は、沢山いるはずです。
そういう人に比べたら、自分の不安や恐れなんて、おままごとのように、ちっぽけに感じるかもしれません。
あまり人と比較するのは良くない事ですが、どうしても不安が払拭できない場合、自分より大変な状況を知る事も1つの手なのです。
また、人は人と触れ合う事で不安が解消されていきます。
閉じこもって1人で考えてしまうような性格の方は、積極的にどんどん人に会いましょう。
同じような環境の人や、その環境を乗り切った人と交流を深めることで、自分の不安や恐れを少しずつ手放すことができるのです。