弱っている時に助けて欲しい女性

女性は自分を守ってくれる男性に惹かれます。

特に自分が弱っていたり、怖がっていたりしている時ほど、

自分を助けてくれる・守ってくれる人に、心を打たれるようです。

妻が私にキュンとした話

私が妻に今でも言われるエピソードがあります。

この事を機に、妻は私に対してキュンとして「この人なら大丈夫」と思ってくれたそうです。

 

まだ私たちがお付き合いして間もない頃の事です。

すでに一緒に住んで同じ仕事をしていました。

2人とも毎日仕事で忙しく、ストレスも溜まり、体も弱くなっていました。

 

ある日私は、ストレスと過労から胃炎を起こしました。

しかし仕事は休めず、夜お腹が痛すぎて脂汗をかいている状態でした。

 

そんな最悪な状況の中、妻もストレスと過労から胃炎を起こしてしまったのです。

私は自分もおなかが痛くて大変だったのですが、

夜中にお腹が痛くてうずくまる妻を「大丈夫?」と言ってお腹をさすったりして看病しました。

 

・・・今でも妻の心に残るエピソードというのは、たったそれだけの事です。

正直私はその事を覚えていません。

男の私からしたら、少し気遣った程度の事で、そんな大した事をした覚えはないのです。

それなのに妻は、「この人は本当に優しい」ということがわかった出来事であり、

未だに1番のエピソードとして覚えているほど印象深い出来事だったのです。

女性が心を打たれるのは身を挺して守る男の姿

男性にとって、そんな事よりももっと「この人頼りになるな」と思って欲しい事はたくさんあると思います。

仕事を夜遅くまで頑張っている。おかげで出世して会社で認められている。

たくさん稼いでブランドのバッグをたくさん買ってあげる。

ある分野に関して、ものすごい知識があって頭がいい。

毎日体を鍛えているので、力が強く身体も筋肉で引き締まっている。

 

もちろんそういう事も感謝されたり、すごいなと思ってもらえるでしょう。

でも女性が一番心に響くのは、弱っている時に優しさを見せてくれることなのだそうです。

 

私が風邪を引いている時に、仕事帰りに駆け付けてくれて、自分も忙しいのにそばにいてくれた。

私が車で前の車に衝突してしまった時に、助手席に乗っていた彼が

率先して前に出て相手と話し合い、全て解決してくれた。

大きな地震が起きた瞬間に、さっと覆いかぶさるように抱きしめてくれた。

 

こんな風に自分を多少犠牲にしてでも守ってくれる姿に、女性は心を打たれるのです。

地震が来て真っ先に逃げる男は最低ですが、女性と一緒におどおどしてるのもNGなのです。

 

弱っている時にほっといて欲しい男性

逆に男性は弱っている時に、あまり女性と接したくなくなります。

その理由は以下のことが考えられます。

自分に自信がなくなり、自暴自棄になっている姿を見せたくない。

女性に慰められたり励まされたりするのが、格好悪いというプライドがある。

落ち込んでいる時に、女性にその事を説明するほどの余裕がない。

弱っている時にかまって欲しい女性とは正反対です。

お互いが相手の気持ちを分からずに行動してしまうのはそのためでしょう。

弱っている時は1人で考え込みたい

男性は弱っている時は考え込んでしまいます。

特に女性は話してスッキリする人が多いため、男性が落ち込んでいると話を聞こうとします。

しかし男性は、そういう時に逆に黙り込んでしまいます。

頭で思考的に考えているため、喋るのが億劫で喋って説明する余裕がないのです。

 

だから男性は、男性が落ち込んだ時の励まし方にも書きましたが、

弱っている時に話しかけずにそっとしておいて欲しいのです。

そして、ある程度思考が落ち着いたら話し始める人もいます。

ですので、男性はほっておいて自分から話し始めるのを待つ方が良いのです。

しかし自分から話し始める時というのは、女性のように分かって欲しいだけではなく、

何か頑張っている自分を褒められたくて話し始めるのです。

男女の違いが喧嘩を生む

男女ではこれだけ思考回路が違います。

ですから男性は、女性が弱っている時に、良かれと思って話しかけずにそっとしておこうと思います。

あまり話しかけない方がいいかなと思ってしまうのです。

 

逆に女性は、男性が弱っている時に「大丈夫?何があったの?」と話を聞こうと必死に話しかけてしまいます。

話すことでスッキリするはずと思ってしまうのです。

 

お互いせっかく良かれと思ってやっているのに、なぜか相手が自分の思うように対応してくれない。

そんな事が不満となって喧嘩になってしまう事も珍しくありません。

しかし実は、お互い相手の事を気遣っての行動の場合も多いのです。

 

だからこそ、お互いがきちんと男女の違いを理解しあっていく事が大切なのです。