お見合いでサクッと帰る男

お見合いはサクッと切り上げる

お見合いで素敵な人に出逢うと、少しでも長くいたくなってしまいます。

もしもぴったり気が合って、そのまま付き合えそうな場合は、長くいるのもいいでしょう。

 

しかし相手がまだどちらか分からない態度の場合は、ダラダラと居続けるのではなく、1~2時間で切り上げましょう。

自分から「ではそろそろ帰りましょうか」と言い出せない方がたくさんいます。

しかしいつまで待っていても、相手も同じような性格だったらお互いが切り出せません。

 

雰囲気でダラダラと喋り続けて、会話もなくなってしまうほど話してしまうと、相手も自分も疲れてしまいます。

疲れてきて、会話が途切れてしまって、気まずくなってからやっと「ではそろそろ」となると、お互いにとってあまり良くありません。

喋りきった感が生まれ、「相手の事は大体分かったし、そんなにめちゃくちゃいいと思ったわけではないから、もう会わなくてもいいか。何か疲れたし・・・。」と思われてしまう可能性があります。

 

また最後の印象というのは強く残りますから、「何か喋る事も尽きて、気まずかったな」という印象になってしまうのです。そうなったら次に会おうという気持ちも消えてしまうかもしれません。

 

特にマッチングサイトなどでは、いきなり2人で会って食事に行ったりしますが、おごる男性側からすると、ご飯だけ食べてそれっきりというのを避けようと、1回目のデートにも関わらず必死に次から次へ連れていこうとしがちです。

 

特にそのまま家にでも連れ込もうとするのは、婚活ではやってはいけないNGです。

大人のマナーとして、サクッと切り上げるのが紳士なのです。

物足りない位がちょうどいい

ドラマだって、漫画だって、もっと見たくなってしまうのは次回があるからです。

何か次に会う楽しみや名残惜しさを持ったまま別れた方が、次回の約束を取り付けるのに効果的なのです。

 

人は1時間くらい喋ると疲れて飽きてきます。

逆にその位で切り上げると、もし少しでも気に入ってもらえていた場合、「あれ?もっと喋りたいのに・・・。」となるのです。

 

その方が「また会いたいな」と、次回会うのが楽しみになります。

初対面はお互い様子を見るために会っています。

 

もしかすると、相手はその後予定を入れているかも知れませんし、仕事帰りで疲れているかもしれません。

もし、次回会えるとすれば、それは休みの日などをお互い確保してのデートになる可能性も高いです。

 

行く場所もお互いで決めることになるでしょう。きちんと長い時間を取るはずです。

ですから長くいるのは2回目以降の方がいいのです。

婚活では単純接触効果を使う

心理学では「単純接触効果」といって、1度に長く一緒にいるよりも、短く回数を重ねてあった方が好感度は増します。

 

経験があるかと思いますが、同性でも異性でも、人は3回くらい会わなければ、親近感が沸かずに他人のままになってしまいます。

逆に3回以上会うと、一気に他人から知り合いになり親近感が沸くのです。

 

営業の世界では常套手段ですが、これはもちろん婚活においても同じなのです。

 

ですから、初日で一気にすべてを語ろうとするのではなく、3回は会うようにします。

そのためには、「次回も会ってもいいかな?」と思わせるように、名残惜しさを残してお見合いを終えるのがベターなのです。

しかし「もしかして私、気に入られなかったのかな?」と思われないためにも「今度〇〇行きましょね」という約束と連絡先交換が欠かせないのです。

連絡先の聞き方

連絡先を聞くスマートな方法は、次につながる約束をさりげなく会話の中ですることです。

相手の好きな食べ物を聞いて「本町においしいお店があるんですよ!今度行きません?」と聞いてみるのです。

もちろん映画でも場所でも構いません。

 

女性だったら男性から何かそういう話題になったら「今度連れていってください」とお願いするのです。

また、趣味が合って、何かそれに関するものをプレゼントしたり、見せたりする約束を取り付けたりするのもいいでしょう。

「今度行きましょうよ。」

「今度お見せしますよ。」

「今度お持ちしますよ。」

「今度プレゼントしますよ。」

などとさりげなく言うのです。ドラマの次回予告のように、次の予定を少し決めるだけで楽しみ感が増えるのです。

 

ただし、こういう切り出しはできればお見合いの後半に出しましょう。

もちろん話の流れにもよりますが、前半でいきなり「今度行きましょう」と言われると、まだあなたのことが分からないし、ノリが軽すぎると思われ困惑してしまいます。

 

後半で誘ってみると、大体この時の反応で相手が自分にどう思っているかが分かります。

「いいですね」とすぐ言ってもらえない場合、「次はもうないんだけど・・・」と思われている可能性があります。

もし「いいですね!」となれば、帰り際に「じゃあ今度〇〇行きましょうね。連絡先教えてもらえますか?」とスムーズにいくのです。

何もなしに、帰り際に「連絡先聞いてもいいですか?」と言われると警戒心が生まれる場合があり、「ちょっとそれはまた今度で」となってしまう場合があるのです。

家に帰ったらメールでお礼する

もしも連絡先が交換できたなら、その日のうちにメールやLINEでお礼しましょう。

長々ではなく、軽くでいいです。

 

人は思った以上に忘れるのが早い生き物です。

初対面の人なんて、翌々日くらいには印象が半分くらいになっている可能性もあります。

ですから、2~3日以内に次回の約束のメールやLINEを入れましょう。

 

出来たら「何時ごろ電話できますか?」とメールして、相手の都合の良い時間に電話で話しましょう。

次回会うまで全てメールやLINEでやりとりするよりも、一度は電話で話をした方が効果的です。

 

これは「単純接触効果」的にも言えることです。

電話で喋って声を聞くのも、実際会うよりは薄いですが、接触効果があるのです。

 

しかしメールやLINEでは、文字だけであり接触効果は非常に薄いのです。

次回会うまでに、あなたの顔も声も印象が薄れてしまった場合、やはり次回会うのが面倒くさいとなって断られる可能性もあるのです。